Mathmaji(マスマジ)は、グローバルEdTech推進委員会が主催する「ASU(アリゾナ州立大学)+GSV(グローバルシリコンバレー) Summit 2026 日本予選」において、最優秀賞を獲得したことを2月19日に発表した。
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今回の最優秀賞の獲得によって、4月に米サンディエゴにて開催される「ASU GSV Summit 2025」へ招待され、本選となる「GSV Cup」の2026年大会へ登壇できる可能性が高まったという。「GSV Cup」は、1900社を超える世界中のEdTech企業が応募し、わずか50社だけが登壇できる世界的なEdTechのピッチコンテスト。同社は、日本のEdTech企業として初入賞できるよう準備を進めている。
同社が提供する「Mathmaji」は、日本式の算数教育を取り入れ、子どもの算数学習を支援するグローバル向け算数学習アプリ。英語で算数を学びつつ、日本の学習指導要領とAIを活用した単元学習に、理解を定着させるための練習問題を組み合わせて、日本の算数教育の特長をアプリで再現している。子どもが楽しみながら1人で学べるだけでなく、保護者が子どもの学習状況や理解度を確認できるようになっている。

「ASU+GSV Summit」は、Facebook、Twitter(現・X)、Palantir、Spotify、Snapへの投資実績で知られるMichael Moe氏とDeborah Quazzo氏によって共同設立された、世界最大級のEdTechカンファレンス。2010年以来、グローバルシリコンバレーとアリゾナ州立大学が共同で、教育と革新的テクノロジーをテーマに開催している。同カンファレンスには、世界中から1万人以上が参加し、これまでにオバマ元米大統領、ビル・ゲイツ氏、サム・アルトマン氏らがスピーカーとして登壇した。
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