COMPASSは、同社が開発・提供する学習eポータル+AI型教材「キュビナ」において「教員向けダッシュボード機能」をリリースしたことを、2月14日に発表した。これにより、教育現場での学習データの可視化と活用がより容易になり、児童生徒一人ひとりに合わせた指導が可能となる。
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GIGAスクールの1人1台端末環境において、さまざまなデジタルサービスの導入・活用が学校現場で進み、教育データの利活用が次なるテーマとして注目されている。その中でも、日々の学習で活用されているAIドリルの学習データの有効活用は子どもたちの「個別最適な学び」の実現のために必要不可欠と同社は考えており、この度「教員向けダッシュボード機能」のリリースに至った。同機能により、教員はリアルタイムにクラスごとやクラス横断など俯瞰的に学習データを確認でき、理解度に応じた指導がよりスムーズに行える。
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「教員向けダッシュボード機能」では、以下の切り口から、データカードを作成して学習状況を直感的に把握することが可能となる。また、データカードは新規作成・編集・削除・移動が可能で、教員の個々のニーズに応じて柔軟にカスタマイズして利用できる。
- 教科ごとの総解答数:各教科の解答数を集計し、クラスごと・クラス横断での学習量や取組状況を簡単に把握できる。
- 単元習熟度:クラスごと・クラス横断の理解が進んでいない単元を特定し、重点的な指導が可能。
- 児童生徒ごとの正答率:サポートが必要な児童生徒を特定し個別指導の参考にしたり、進捗のよい児童生徒を把握したりし、さらなる発展学習の機会の提供などが可能。
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