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LINEヤフー、LINE公式アカウントを通じた学校と保護者の連絡サービス「LINEスクール 連絡帳」の提供を開始

 LINEヤフーは、同社が提供する学校向け総合ソリューション「LINEスクール」の第1弾として、エースチャイルドと連携し、学校と保護者の連絡が「LINE公式アカウント」を通じて行える「LINEスクール 連絡帳(フリープラン/ベーシックプラン)」を、1月30日から提供開始した。

 2024年12月、財務省から「教師を取り巻く環境整備に関する合意」が公表された。これによると、保護者からの電話対応を含む外部対応・事務作業などのさらなる縮減や、校務DXの推進などを通じて、今後5年間で平均の時間外在校等時間を約3割縮減し、月30時間程度に縮減することが目標とされている。

 学校現場の現状として、2024年12月のデジタル庁の公表によると、教職員と保護者間の欠席・遅刻・早退連絡を完全にデジタル化していると回答した学校の割合は45%にとどまる。また、2024年発表の文部科学省調査では「月45時間」以上の時間外労働をしている教員は小学校で64.5%、中学校で77.1%という状況となっている。これら目標と現状を鑑みると、教職員の労働時間削減に向け各学校におけるデジタルを利用した業務効率化の推進は急務といえる。

 LINEヤフーは、このような教育現場の実態は、教職員の労働環境のみならず社会のあり方に重要な役割を果たす「教育」の根幹に関わる課題であり、その改善・解決はよりよい社会の創造にもつながっていくと捉えている。

 そこで、学校向け総合ソリューション「LINEスクール」を開始し、コミュニケーションアプリ「LINE」をはじめとしたデジタルの力を活用して、教育現場に寄り添った形で課題解決に貢献すべくさまざまなサービスの開発・提供に取り組むこととした。その第1弾として、学校の「LINE公式アカウント」上で学校と保護者の連絡が行える「LINEスクール 連絡帳」を提供する。

 「LINEスクール 連絡帳」は、学校と保護者の連絡が「LINE公式アカウント」を通じて行える、学校向けにカスタマイズされた連絡サービス。学校からのおたより配信や遅刻欠席連絡から日程調整、学習eポータルなどとの連携まで、学校と保護者間の諸連絡を教職員専用の管理画面と各学校の「LINE公式アカウント」を通じて行える。「LINE公式アカウント」と、エースチャイルドが提供する保護者連絡システム「つながる連絡」が連携して「LINEスクール 連絡帳」の提供が実現した。

 学校・教職員はWebブラウザから「つながる連絡」の管理画面を操作することで、紙のプリントや電話、メールなどを通じて行っていた諸連絡やアンケート配布、日程調整などを学校の「LINE公式アカウント」から行える。また保護者は、普段利用している「LINE」上で遅刻・欠席などの連絡を行ったり、学校からの情報を受け取ったり、提出物を提出したりすることが可能となる。

 「LINEスクール 連絡帳」の導入により学校は、欠席確認の電話や提出物の催促にかける時間、紙のプリントにかかる印刷代や配布の手間など、さまざまなコストを削減できる。家庭でも、忙しい朝の時間帯に電話連絡したり、子どものプリントの渡し忘れを心配したりすることがなくなり、学校・保護者双方におけるコスト削減が可能となる。

 また、多くの人が使い慣れている「LINE」を利用するため、学校は保護者へのサービス説明の負担がなく、保護者も新たなアカウントを作成したり、サービスの使い方を学んだりといった負担がなく利用できる。

 なお「LINEスクール 連絡帳」のフリープランでは、学校と保護者のコミュニケーションに必要な基本機能を無料で利用できる。ベーシックプランは、コミュニケーション関連機能や管理機能などが充実しており、業務効率化やデジタル化を本格的に進めたい、より快適にシステム利用したいという学校現場に適している。また、有料オプションとして集金機能などを用意しており、ニーズに合わせて追加できる。いずれのプランでもLINE公式アカウントの利用料金は不要となる。

 さらに、2026年3月末まで、トライアルとしてベーシックプランのすべての機能を無償で利用できる。

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https://edtechzine.jp/article/detail/12047 2025/01/31 15:10

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