日本の教育現場では、教員のメンタルヘルス問題が深刻さを増しています。文部科学省の調査[※]によると、2024年度に精神疾患を理由に休職した教員は過去最多の7119名に達しました。その主な要因として、児童・生徒の指導(26.5%)、職場の対人関係(23.6%)、学校運営や事務作業(13.2%)が挙げられています。連載「未来の学校現場考──教員のサステナブルな働き方を考える」の第3回は、「教員のメンタルヘルス」がテーマ。教員のメンタルヘルスを守るために何ができるのか、教員のキャリア支援事業を展開し、毎月100名ほどの教員の相談に乗る株式会社クジラボ代表の森實泰司氏と一緒に考えていきます。
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津田 迪加(ツダ ユカ)
公立小学校教員を11年経験後、教育の現場で培ってきた傾聴スキルや言語化スキルを生かし、フリーランスライター・編集者として活動中。株式会社クジラボに2021年創業時より携わり、教員向けイベントの企画・運営も行う。
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