TENHOは、日本シンギュラリティ学会会長、日本教育DX推進協会会長を務める社会情報学者の笹埜健斗氏、DCOと3者間で戦略的パートナーシップを締結し、「AI共創型探究学習プログラム」を全国の高等学校に展開することを、1月20日に発表した。
提携のおもな目的は以下の通り。
1.教育プログラムの提供
文部科学省の「高等学校DX加速化事業(DXハイスクール)」採択校の取り組みの一環として、生成AIを活用して探究学習の質を飛躍的に高める「AI共創型探究学習プログラム」を提供する。笹埜氏と岡山県立瀬戸高等学校の校長が共同開発した「FRATC(ふらつく)サイクル」理論にもとづいた教育プログラムを導入し、学生がデジタル社会での成功に向けて着実に準備を進められるよう支援する。
2.高等学校DX加速化事業(DXハイスクール)への包括的な支援
採択校が抱える教育課題に対するソリューションを共同開発・運営し、生成AIを活用した探究学習プログラムを通じて各学校のDX化を強力にサポートする。生徒や教職員に対する研修・アドバイスを行うことで、教育現場におけるITリテラシー向上とスムーズなDX推進に貢献する。
今回のパートナーシップ締結をきっかけに3者は、より多くの高等学校へ「AI共創型探究学習プログラム」を展開していく。学校に合わせたカスタマイズやオンラインでの学習支援など、多様なニーズに対応できるプログラムを企画・開発し、教育DXのさらなる進化に貢献する。また、高等学校のみならず教育委員会や地域社会との連携を強化し、次世代を担う学生たちの創造力・探究力を育む取り組みを進めていく。
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