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EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

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NOLTYプランナーズ、生成AIを活用して志望理由書の作成をサポートする「mirAI先生」を4月1日から提供

 NOLTYプランナーズは、総合型選抜入試や学校推薦型入試で求められる志望理由書の作成をサポートする生成AIツール「NOLTYスコラ 副担任mirAI 志望理由書作成サポート」(以下、mirAI先生)の提供を、4月1日から開始する。

 近年、大学入試において総合型選抜を受験する生徒数は増加傾向にあり、志望理由書の重要性がこれまで以上に高まっている。このような状況下で教員は従来の進路指導よりも生徒一人ひとりに対応した個別指導が求められている。また、生徒自身も志望理由書の中で何を書けばいいのかわからず、キャリア観や将来やりたいことを言語化することが苦手であるといった声も増えている。これらの問題を解決し、生徒の進路実現をサポートするため生成AIを活用した「mirAI先生」が開発された。

 「mirAI先生」は、生成AIと生徒が対話を重ねることでその生徒らしいキャリア観や将来のやりたいことなどの思考を引き出し、言語化をサポートするツール。生徒が作成した志望理由書に対して、生成AIが内容へのアドバイスや校正をする。これにより生徒は自分の考えを深めて整理し、志望理由書の作成を行える。また、これまで教員が作成から添削、内容の指導まで行っていた志望理由書では、教員の業務を「mirAI先生」が部分的に代行し、業務時間の削減が期待される。

 「mirAI先生」では、初めて志望理由書を作成する生徒に向け、作成過程を5ステップに体系立てている。

 「mirAI先生」の機能と特徴は以下の通り。

生徒向けの機能

ステップ1:基本設定

 志望する大学・学部情報、アドミッション・ポリシーや高校時代に取り組んだことを入力し、「mirAI先生」に覚えさせる。

基本設定:基本的な情報を入力(画面イメージ)。
基本設定:基本的な情報を入力(画面イメージ)。
ステップ2:AI対話

 基本設定を踏まえて「mirAI先生」が生徒に質問し、生徒がチャット形式で回答する。生徒の回答内容を踏まえて「mirAI先生」が生徒ごとに次の質問を変える。これにより一人ひとりの経験や今後のキャリア観を深掘りし、その生徒らしい言語化を促せる。

AI対話:「mirAI先生」が生徒に質問し、生徒が回答する(画面イメージ)。
AI対話:「mirAI先生」が生徒に質問し、生徒が回答する(画面イメージ)。
ステップ3:文章の整理

 AI対話で言語化した内容をベースにして短い文章に整理したり、内容を肉付けしたりすることが可能。

文章の整理:ステップ2のAI対話を参考に生徒が質問に回答する(画面イメージ)。
文章の整理:ステップ2のAI対話を参考に生徒が質問に回答する(画面イメージ)。
ステップ4:志望理由書作成

 文章の整理で作成した文章をもとに志望理由書を作成する。作成過程で「mirAI先生」から内容のアドバイスや校正を受け、文章を整えられる。これらにより文章に厚みを持たせ、具体性のある内容になる。

志望理由書作成:ステップ3で作成した短文を元に文章を作成する。作成過程で「mirAI先生」から内容へのアドバイスや校正のチェックを受ける(画面イメージ)。
志望理由書作成:ステップ3で作成した短文を元に文章を作成する。作成過程で「mirAI先生」から内容へのアドバイスや校正のチェックを受ける(画面イメージ)。
ステップ5:教員へ提出

 生徒が作成した志望理由書を受け取り、チェックできる。生徒から提出があると、担当する教員にメールで通知が送られる。

教員向けの機能

進捗管理画面:全員分の進捗を表示。締め切りまでの日数や経過日数が表示される。また、ダッシュボードで担当する生徒だけのものを表示させる(画面イメージ)。
進捗管理画面:全員分の進捗を表示。締め切りまでの日数や経過日数が表示される。また、ダッシュボードで担当する生徒だけのものを表示させる(画面イメージ)。
添削・赤字入れ画面:「mirAI先生」からの引き継ぎ事項や文章への赤字を入れる(画面イメージ)。
添削・赤字入れ画面:「mirAI先生」からの引き継ぎ事項や文章への赤字を入れる(画面イメージ)。
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https://edtechzine.jp/article/detail/11941 2025/01/08 15:00

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