ベネッセ i-キャリアは、同社の運営する「doda」発の新卒オファーサービス「dodaキャンパス」が、同サービスに登録している大学2・3年生および修士1年生(20年卒・27年卒)を対象に実施した、「学生のキャリアセンター利用実態に関する調査」の結果を12月20日に発表した。同調査は、9月23日〜29日の期間に行われ、390名から有効回答を得ている。
調査対象者に、キャリアセンターを利用しているかを尋ねたところ、「利用している」とする回答は50.8%で、学年別でみると大学3年生が52.7%、2年生が39.3%だった。
キャリアセンターの利用目的を尋ねた質問では、「履歴書や面接のアドバイス」(38.4%)がもっとも多く、「就活やインターンシップの相談」(33.3%)がそれに続いており、大学調査における「学生のキャリアセンター利用目的」と同じ順位となっている。
キャリアセンターで利用しているプログラムとしては(複数回答)、「進路・就職ガイダンス」(57.1%)が最多となった。
今後、キャリアセンターで利用したいプログラムでは(複数回答)、「就活対策」(63.3%)がもっとも多い。
キャリアセンターの利用頻度を尋ねたところ、「1か月に1回程度」(22.7%)が最多となり、「2、3か月に1回程度」(19.2%)と「不定期」(19.2%)がそれに続いた。
キャリアセンターを「利用していない」と答えた人に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「キャリアセンターの活用方法がわからない」(35.9%)がもっとも多く、以下「就活に必要な情報は入手できている」(19.8%)、「就活についてキャリアセンター以外に相談先がある」(19.3%)が続いている。
就職活動において、企業に自身を評価してもらいたい観点としては(複数回答)、「人柄や性格」(80.3%)が最多となり、「志望企業への熱意」(46.4%)、「汎用的スキル」(27.7%)がそれに続いた。この結果は、大学調査と同じ順位となっている。
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