アフレルは、高等教育機関を中心に、即戦力となるロボット人材育成に取り組む教育現場を対象にした、「DOBOT Magician E6 マスターガイド」を、2025年2月に発売する。
「DOBOT Magician E6 マスターガイド」は、ロボット制御に必要な環境構築方法、6軸ロボットアームの基礎知識や基本制御の方法、安全対策などが含まれており、6軸ロボットアーム制御における基礎を固められる教材。
ワークを持ち上げた状態と異なる向きで指定位置に置いたり、掴んだ物体の位置を固定したまま回転させたり、一定方向からだけでなく多方面から作業したりといった、6軸ロボットアームの特徴的な制御方法を実践的に学べる。また、6軸アームの制御方法を段階的に解説する。各ステップで詳しい説明を提供した後に、実践課題を用意しているので、課題を解くことによって6軸アームの特性や制御方法をより深く理解でき、理論と実践を通じて学習効果を高められる。
同教材に含まれる6軸ロボットアーム「DOBOT Magician E6」は、産業向けのロボットと比較して低価格なので、予算内で複数台を導入可能。複数台の導入もしやすいため、学生1人あたりの実習機会を大幅に増やせる。また、電源が100V対応なので教室を選ばず設置でき、複雑な配線は不要なため電源を差し込めばすぐに使える。本体の重量は7.2kgと超軽量であり、底面スペースはA4サイズ以下なので、持ち運びしやすく設置スペースも取らず、簡単に設置可能となっている。そのほか、ダイレクトティーチングで制御できるので、製造現場でロボットアームがどう動くのかをイメージしやすく、プログラミングでの制御によるワーク仕分けや検査工程を想定した制御も学べる。
おもな提供対象は以下の通り。
- 生産現場でもっとも普及している6軸のロボットアームを実習に取り入れたい教員
- 製造現場で活躍できる即戦力人材を育成したいと考える教員
- 6軸ロボットアームを授業に取り入れたいが、演習問題の作成に困難を感じる教員
- 6軸ロボットアームを検討するも、価格や設置環境などの問題で断念したことのある教員
- 座学中心の授業で、学生への学びの定着率が低いと感じる教員
なお、導入に向けた説明や導入後の技術サポート窓口なども整えており、高等教育機関向けのオンライン個別相談会(予約制)も実施している。
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