COMPASSは、同社が開発・提供する学習eポータル+AI型教材「キュビナ」が、広島県呉市の全市立小中義務教育学校における指導の一環として正式採用され、2024年度から利用が開始されたことを、11月13日に発表した。
呉市では、教育大綱の目標として「若い世代が安心して子どもを産み育て、未来を創る人材を育てるまち」「文化芸術やスポーツに親しみ、生涯を通じて学ぶことができるまち」を掲げ、「未来を創る人材の育成」を目指している。
重点施策のひとつである「ICTを活用した教育の推進」の一環として、2022年度から市内の小中学校で「キュビナ」を試験的に利用していたが、この度全市立小中義務教育学校59校の約1万3000人へ正式採用し、指導の一環として利用することとなった。
全市立小中義務教育学校への導入に際しては「キュビナ」のAIによる個別最適化された問題を出題する点が評価され、全校採用に至った。また今後は、デジタル教科書各社との連携にも期待が寄せられている。
「キュビナ」は、AIが児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題する学習eポータル+AI型教材。2021年度には小学校・中学校の5教科対応版をリリースしたほか、2022年9月にはMEXCBTとの連携を行い、学習eポータルのサービス提供を開始した。さらに文部科学省検定済の主要教科書に準拠した問題を搭載した「キュビナ 教科書×AIコンテンツ」を2023年11月以降続々とリリースし、教科書と教材をシームレスに接続することで「子どもたちを中心としたシームレスなデジタル学習基盤」の構築を目指している。
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