スパトレは、経済産業省の実施する働き方改革支援補助金に採択されたことを、11月5日に発表した。これに伴い、全国の公立・私立小学校、中学校、高等学校において同社のオンライン英語サービス「スパトレ」を無償で利用できる。
「スパトレ」は「Video Call」「Skype」「Google Meet」で外国人講師と英語の授業をマンツーマン・グループ・ペアで行えるサービス。学習には予習と復習を行うことが必須となる。東京書籍・三省堂・開隆堂・光村図書・教育出版といった教科書会社と提携し、教科書に準拠したプログラムを、スピーキングだけでなくライティングやリスニングなどすべてのパートで利用できる。生徒1人に対し1人の講師がオンラインで指導するマンツーマン、またはグループの授業をオンラインで受講できる。
得意な児童生徒には発展的な内容を、苦手な児童生徒には基礎を、興味のない児童生徒には関心を持たせるような活動を同時間で同じユニットに対して行える。講師はさまざまな国出身で、多様な文化に触れることができる。
事前に日本語の授業教案を確認してWebサイト上から予約可能で、10分前まで予約でき、24時間いつでも授業を受けられる。ライティングを提出するとネイティブの講師が添削を生徒個人に戻し、さらに指導計画にもとづく5段階の評価を得られ、指導負担の軽減につながる。Webブラウザから利用可能な自社動画通話システムから受講すると、AIが音声解析する。
第二言語習得論の第一人者である白井恭弘氏が社外取締役として監修した授業を受講でき、厳選されたトレーナーによる自律学習支援(テストを行い、目的とレベルにあった教材・学習方法判定)が受けられる。トレーニングは目標やレベルに合わせて約1万6000種類の教材から選ぶことができる。
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