コードタクトは、同社の社内研究部門「教育総研」が2024年度に行う6つの実証プロジェクトにおいて全国8校を参加校として決定し、プロジェクトを本格始動したことを、10月25日に発表した。
プロジェクト参加校(50音順)は以下の通り。
- 伊那市立手良小学校
- 倉敷市立水島小学校
- 成城学園初等学校
- 草加市立草加小学校
- 蕨市立中央東小学校
- 東洋大学附属牛久高等学校 ほか2校
同プロジェクトは同社の社内研究部門「教育総研」と参加校により行われるもので、研究成果を「スクールタクト」の機能への反映や、教育現場の教員と児童生徒の学びを支えるサービスの創出につなげることを目的としている。2024年度は以下6つのプロジェクトに取り組んでいく。
1.グループ編成プロジェクト
協働的な学びの質の向上に向け児童生徒の特性に応じたグループ編成を提案し、その効果を測定する。
2.AIと一緒に学ぶプロジェクト
生成AIを活用して、議論の深化や多角的な考えを促す授業設計を行う。
3.自己調整型の学びプロジェクト
児童生徒が自ら学習を調整し、粘り強く取り組む力「自己調整型の学びのスキル」を可視化する。
4.意見類似度マップの実装に向けた機能・UIのヒアリング
AIが児童生徒の意見を分析し、意見の近さ・遠さをマップ状に可視化する「意見類似度マップ」の機能実装に向けてのヒアリングを行う。
5.振り返りAI分析の利用が学習効果に及ぼす影響の検証
「スクールタクト」の機能「振り返りAI分析(β版)」の機能活用による学習効果を測る。
6.学級内の人間関係を可視化する実装(コミュニティ分析)
児童生徒のいじめや不登校の早期対応のために、行動ログを用いて学級内の人間関係を可視化する。
プロジェクトの詳細は、動画および「スクールタクト」公式noteで公開されている。また同プロジェクトでの研究成果は、学会や論文での発表をはじめ「スクールタクト」公式サイトおよび公式noteでの公開が予定されている。
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