教育ネットは、ミラボと共同開発した情報活用能力の可視化・育成を目的としたWebアプリケーション「らっこたん」を使用した、「令和6年度 第1回タイピングスキル検定」の結果を10月24日に公開した。同検定は、4月15日〜7月26日の期間に行われ、全国の児童生徒8071名が参加している。
文部科学省デジタル学習基盤特別委員会から発表されている、日本語入力スキルのKPI(中間目標)は、小学生が1分あたり40文字、中学生が1分あたり60文字で、今回の検定では、KPI到達度が小学生で45.0%、中学生で50.8%だった。
「らっこたん」は、タイピングなどの基本的な操作や情報モラル・セキュリティ、課題の設定、情報の収集、整理・分析、まとめ・表現などを学ぶことが可能で、小学校1年生から中学卒業までの技能習得の進捗を児童生徒自身が確認できる。一方、教員は学校全体・学年・学級・個人の視点から、学習状況の把握が可能となっている。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア