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ニュース

AATP、学内でのオンライン試験に関する大学の教職員と大学生それぞれに実施した調査結果を発表

 Asia ATP(AATP) Japan SIG(Special Interest Group)は、学内試験に携わっている高等学校・大学の教職員を対象に実施した「オンライン試験導入に関する意識調査」と、学内試験を10回以上受けたことのある大学生を対象に実施した「大学生の学内試験に関する実態調査」の結果を、10月15日に発表した。

 「オンライン試験導入に関する意識調査」は、7月1日〜2日の期間に行われ、103名から有効回答を得ている。

 調査対象者に、勤務先の学校では現在、オンライン試験を導入しているかを尋ねたところ、「導入していない」という回答が78.6%を占めた。

 勤務先の学校がオンライン試験を「導入していない」と答えた人に、学内試験においてオンライン試験の導入を検討しているかを尋ねた質問では、「まったく検討していない」(64.2%)と「あまり検討していない」(19.8%)を合わせた割合が8割超に達している。

 学内試験におけるオンライン試験の導入を「非常に検討している」または「やや検討している」と答えた人に、学内試験においてオンライン試験の導入を検討したきっかけを尋ねたところ(複数回答)、「試験実施に要する業務が負担となったから」と「学校内のペーパーレス化が進んだから」(どちらも60.0%)が同率で最多となった。

 そのほか、学内試験においてオンライン試験の導入を検討したきっかけについて自由に答えてもらったところ、「世の中がペーパーレスの時代になってきているから」「新型コロナ感染症の蔓延」「コロナ対策で遠隔授業が導入されてから、試験もオンラインが導入された」といった回答が寄せられている。

 勤務先の学校がオンライン試験を「導入していない」と答えた人に、もしオンライン試験を導入するとしたら不安を感じるかを尋ねた質問では、「非常に感じる」(39.6%)と「やや感じる」(33.3%)を合わせた割合が7割超を占めた。

 同じく、勤務先の学校がオンライン試験を「導入していない」と答えた人に、ペーパー試験を続ける理由を尋ねたところ(複数回答)、「学校内でシステムが完備されていないから」(61.7%)が最多となっている。

 そのほか、ペーパー試験を続ける理由を自由に答えてもらったところ、「職員のリテラシーにばらつきがある」「オンライン試験は不正がおこなわれそう」「ペーパー試験に特に問題や不具合を感じていないから」といった意見が寄せられた。

 試験の不正対策において、安心感を感じる対策方法としては(複数回答)、「一斉受験をする」(48.5%)を挙げる回答がもっとも多い。

 試験の不正対策において、対策として弱いと感じる対策方法を尋ねた質問(複数回答)では、「不正した際の罰則を記載した同意書への同意取得」(29.7%)が最多となった。

 「大学生の学内試験に関する実態調査」は、7月10日〜11日の期間に行われ、117名から有効回答を得ている。

 調査対象者に、大学の学内試験を紙ではなくオンラインで受験したことがあるかを尋ねたところ、「何度もある」(30.0%)と「数回程度ある」(35.9%)を合わせた割合が、約8割となった。

 大学の学内試験をくオンラインで受験したことが「何度もある」または「数回程度ある」と答えた人に、受験したオンライン試験の形態を尋ねた質問(複数回答)では、「自宅受験(監視なし)」(76.6%)がもっとも多い。

 同じく、大学の学内試験をくオンラインで受験したことが「何度もある」または「数回程度ある」と答えた人に、オンラインで受験した際に何かを参照しながら受験したかを尋ねたところ(複数回答)、「教科書」(59.7%)、「ノート」(51.9%)が上位を占めた。

 同じく、大学の学内試験をくオンラインで受験したことが「何度もある」または「数回程度ある」と答えた人に、オンライン試験のメリットと感じることを尋ねた質問(複数回答)では、「移動の手間がかからないこと」(67.5%)が最多となっている。

 そのほか、オンライン試験のメリットを自由に答えてもらったところ、「気軽に受けれる」「基本どこでも受けられる」「プレッシャーで体に負担がかからない」といった回答が寄せられた。

 すべての学内試験がオンライン試験となった場合に、不安に感じる点を尋ねたところ(複数回答)、「カンニングが増えそう」(54.7%)がもっとも多い。

 そのほか、オンライン試験に対する不安を自由に答えてもらったところ、「エラーなどが発生した時に未受験になる可能性がある」「ちゃんと提出できているのか」「インターネット回線に不安がある」といった回答が寄せられた。

 ペーパー試験のメリットと感じるものとしては(複数回答)、「監視が行き届く」(59.8%)が最多となっている。

 今後、オンライン試験とペーパー試験のどちらで学内試験を受けたいと思うかを尋ねた質問では、「オンライン試験」(17.1%)と「どちらかといえばオンライン試験」(27.4%)を合わせた割合が44.5%に達した。

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https://edtechzine.jp/article/detail/11581 2024/10/17 13:15

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