港区、全公立中学校にプログラミング学習用EdTech教材「ライフイズテック レッスン」を導入

　ライフイズテックは、同社が提供するプログラミング学習用EdTech教材「Life is Tech! Lesson（ライフイズテック レッスン）」が、東京都港区の全区立中学校10校、生徒数約2280名の指導教材の一環として採用されたことを、9月27日に発表した。

　港区は「夢と生きがいをもち、自ら学び、考え、行動し、未来を創造する子ども」を目指すべき姿として掲げ、未来を切り拓いて生き抜く力を育成するためICTを活用した学びの充実やSTEAM教育を推進している。

　昨今、大学共通テストにおいて教科「情報」が導入されることを受け、中学校でも高校の「情報I」への接続を考慮したプログラミング教育が求められている。

　港区でも高校「情報I」への円滑な接続を見据え、昨年度から「ライフイズテック レッスン」のモデル校実証が開始された。この度、区内で格差なくテキストコーディングを用いたプログラミング学習環境を提供することを目指し、区内の全中学校に「ライフイズテック レッスン」が導入されることになった。

　導入にあたっては、教員向けサポートが充実している点や、技術科での活用だけでなく地域の魅力づくりに向けた、探究的な学習活動のアウトプットツールとしても活用可能な点が評価された。