英語教育協議会(ELEC)は、小中高の英語教員を対象に、自身の勤務する学校における取り組みや研究成果を募集する「2024年度 ELEC英語教育賞」のエントリーを、11月30日まで受け付けている。応募関連書類は郵送(当日消印有効)、Eメール、またはデータのアップロードで送付する必要がある。
「ELEC英語教育賞」では1966年から、小中高の英語教育に関する実践記録と研究論文を募集し、応募の中から優れた実践取り組みを表彰している。もっとも優れた取り組みには「文部科学大臣賞」、優秀な実践取り組みには「ELEC理事長賞」を授与するほか、受賞した取り組みはELECの公式Webサイトにて紹介される。
審査の観点は以下の通り。
- 学校(英語科)全体の取組になっているか
- 特殊な実践ではなく、他の学校の英語教育の改善にも役立つ取組であるか
- 実践の中でどのような創意工夫が見られるか
- 実践に基づいて児童生徒の成長が具体的に記述・記録されているか
提出された申請書および関連資料は、原則として返却されない。受賞した取組に関する著作権は本来の著作権者に帰属となるが、版権は当協議会のものとなる。選考結果は2025年2月下旬までに連絡され、その後2025年3月に受賞校を表彰する授与式・特別講演を開催する予定となっている。
なお、これまで同賞には以下のような取り組み例が応募されている。
- 児童生徒がいきいきと楽しく英語を学ぶ工夫
- ALTとの協働による授業づくり
- 英語で行う授業の実践
- 小中高の連携を意識した指導
- 技能統合・CLILの取り組み・新学習指導要領に沿った実践報告
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