スキャネットは、「デジらく採点2クラウド」において、入試の採点時に活用できる新機能の提供を9月2日に開始する。
「デジらく採点2クラウド」は、教職員が定期試験や入学試験で作成した解答用紙を配布・回収してスキャナで読み取り、Webブラウザ上で採点するデジタル採点システム。従来のパソコンにインストールする「デジらく採点2普通紙対応版」とは異なり、Webブラウザ上で利用できる。
今回の新機能追加によって、分散採点時におけるそれぞれの教職員の採点進捗状況を、管理者の画面に表示できるようになった。異なるロケーションにいる採点者の進捗を、「作業開始前」「作業中」「作業中断」「作業完了」というステータスで把握可能となる。あわせて、入試採点時に受験番号と受験者名を非表示にしたまま採点したい、という要望に応えて、科目ごとに採点時における受験番号の表示/非表示を設定可能にした。これらの新機能によって、入試の採点業務効率化や、受験者のプライバシー保護、公平な採点が実現している。
さらに、Microsoft Teamsとの連携機能も追加された。従来「デジらく採点2クラウド」ではGoogle Classroomと連携したテスト返却機能を提供していたが、関東圏や兵庫、大阪ではMicrosoft Teamsでのテスト返却の需要が多いことから、Microsoft Teamsとの連携に至ったという。
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