住友電工情報システムは、同社が提供する「楽々WorkflowII(らくらくワークフローツー)」が常翔学園に導入されたことを、8月23日に発表した。これにより常翔学園では、年間約1万件にもおよぶ紙ベースの稟議書の完全ペーパーレス化に成功している。また、拠点間の郵送や数十人におよぶ承認者の押印などの業務も削減した。
同学園は「楽々WorkflowII」の導入の決め手として、複雑な組織構造に対応できる数多くの機能のほか、特に大学などの教育機関での実績を重視した。導入後は3大学、2高校、2中学の全学園にわたる稟議書のペーパーレス化に成功。さらに、市民開発を推進し、各部門主導で60以上の申請書もペーパーレス化されている。
「楽々WorkflowII」は、申請・承認・決裁のワークフローを電子化し、業務効率化を実現するパッケージソフト。おもな特徴は以下の通り。
1.簡単・スピーディーな立ち上げ
Excelシートを使った申請フォーム生成、わかりやすいGUIでの申請フォーム編集、経路設定機能などにより、稟議書、起案、旅費精算・経費精算など本格的な申請画面を誰でも簡単に作成できる。短期間で電子申請システムの業務開始を実現する。
2.大規模・本格的な運用に強い
豊富な経路設定機能により国内の商習慣に合った柔軟なワークフローを実現する。人事異動や業務・組織の変化にも簡単に対応でき、豊富なAPIと固有ロジック追加機能、高い性能と信頼性により、既存システムと連携した大規模かつ本格的なワークフローが構築可能となる。
3.グローバルな多国語対応、スマートフォン、タブレットのモバイル対応でどこでも誰でも利用可能
日本語だけでなく、英語、中国語、タイ語、スペイン語、韓国語、フランス語など多国語に対応している。各種スマートフォン、タブレットにも対応し、グローバルでの利用が可能となる。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア