トゥワイス・リサーチ・インスティテュートは、三菱みらい育成財団の2023年度助成事業に採択された探究学習プログラム「次世代技術探究ワーク」について、中学・高校でのプログラム導入実証実験に協力する自治体を、10月31日まで募集している。
「次世代技術探究ワーク」は、AI、ロボット工学、メタバース、ブレインテック、生体認証といった次世代技術をテーマに探究を行い、未来を創造するための土台づくりをする探究学習プログラム。授業コマ数は1コマあたり45分を目安とした4コマで、最低3コマから実施可能。生徒用教材は、ワークブック、映像教材、専用サイトで、教員向けのサポートとしてシラバス、教員用ガイドが用意されている。
今回の募集対象プログラムは「TWICE PLAN 次世代技術探究ワーク」で、各自治体の教育委員会が募集対象となる。実施対象は全国の中学校、高校で、無償実施期間は2025年3月31日までとなる。
応募にあたっては、実証結果の公開に同意すること、実施校でのアンケートとインタビューに協力すること、次年度以降のプログラムの有償実施を前向きに検討することが求められる。
なお、1月~7月には、東京、千葉、茨城、広島、北海道の高校11校(公立3校・私立8校)において同プログラムの実証実験が実施され、合計2356名の生徒が同プログラムに取り組んだ。トゥワイス・リサーチ・インスティテュートが同実証に参加した生徒を対象に実施したアンケートでは、回答者891名の90%以上が、次世代技術について理解を深め、未来の社会への関心を高めるきっかけを得たと回答している。
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