スピークバディは、同社が提供するAI英会話アプリ「スピークバディ」が中央大学に導入されたことを、7月18日に発表した。
大学教育現場では一般的に、英語力強化に関して2つの課題に直面している。1つは「受験英語を経て、読み書きはできても話せない」学生が多い点、もう1つは高い意欲を持っていても留学生との接点や海外の研究現場との接点は全学生に共通にあるとは限らず「英語を話す機会が少ない」場合が多いという点。特に本年は、円安の影響で海外留学を断念したり期間を短縮したりする学生も増えている。
「スピークバディ」は、従来の「人との対話」ではなく「感情豊かなAIバディとの対話」を通じて発音やフレーズ、単語、イディオムなど英会話に必要な知識を体系的に学び、実践的な会話練習ができるスマートフォンアプリ。第二言語習得理論と最新鋭のAIを組み合わせた画期的な学習体験を提供している。こうしたAIを活用した学習体験は教育現場における英語スピーキング力強化の課題にも有効と評価され、現在大学での導入も進んでいる。
中央大学国際センターでは、グローバル人材育成の柱として外国語力向上および海外留学を促進するため、2012年より外国語講座を実施・運営してきた。2023年11月には、英語アウトプット・スキル向上に役立つプログラムとして学生・大学院生、附属生、教職員を対象に「スピークバディ」の1カ月無料トライアルを実施した。AIキャラクターとの会話やストーリーの楽しさ、時間や場所を選ばない手軽さ、学習の効率性など毎日続けたくなる仕組みが評価され、継続を望む声も多数あったことから今回の本格導入に至った。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア