COMPASSは、愛知県春日井市をゲストに迎えて、ICT教材を活用した「学びの個別最適化」の実践事例を紹介する自治体・学校教育関係者向けオンラインセミナー「キュビナレッジ(Qubena×Knowledge)」第9弾を、8月28日に開催する。参加費は無料。
同社では、GIGAスクール構想におけるICT教材の「利活用」のフェーズに向き合っている、学校教育関係者との情報共有の場として「キュビナ」を利用中の自治体・学校現場におけるICT化推進の経緯や活用実例を紹介するオンラインセミナー「キュビナレッジ(Qubena×Knowledge)」を定期的に開催している。
今回は春日井市がゲストとして登壇する。20年以上にわたり教育の情報化に取り組んできた春日井市では、校務改善とわかりやすい授業の実現を目指して10年前から学習規律の徹底とICTの有効活用に力を入れ、その成果を「かすがいスタンダード」として市内全校に展開している。
2020年度には、GIGAスクール構想に基づき市立小中学校の全児童生徒に1人1台の端末を導入した。同時に高速大容量回線を利用した校内LANの整備を完了するなど「個別最適な学び」と「協働的な学び」を促進し、子どもたちが生涯にわたって学び続ける力を育成するための環境を整備した。その一環として「キュビナ」を市内全小中学校に導入した。「キュビナ」の利用により、個に応じた支援・指導の充実や、学習サイクルの定着による主体性の醸成を目指している。
セミナー当日は、春日井市教育委員会から教育研究所 教育DX推進専門官 水谷年孝氏、春日井市立出川小学校、高森台中学校の教員が登壇し、ICT活用の取り組みや「キュビナ」導入の背景と経緯、学校現場での具体的な活用状況、今後の展望について紹介する。また、参加者からの質問にも答えていく。
開催日時は8月28日の15時30分~16時30分で、Zoomを使用して行われる。参加対象は全国の自治体担当者・学校教育関係者。参加には専用フォームから事前の申し込みが必要となる。
セミナー内容
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1人1台端末とクラウド環境を活用した授業実践事例の紹介
- 愛知県春日井市におけるICT教材導入の背景・経緯
- 春日井市立出川小学校における「キュビナ」活用の現状
- 春日井市立高森台中学校における「キュビナ」活用の現状
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