教育ネットは、同社が実施している「ネット利用における実態調査」(2023年4月~2024年3月実施分)にて明らかになった、小学生・中学生が使用しているSNSの利用率を、7月12日に発表した。なお調査対象は、教育ネットが支援する自治体の小学校、中学校の児童生徒3万3294名になる。
調査結果によれば、小学生・中学生の全学年でもっとも利用されているのは「YouTube」で、利用率は小学1年生で86%、中学3年生では98%に達している。2位は「LINE」となった。さらに「TikTok」も利用率は高く、小学1年生でも13%が利用しており、小学校低学年では「Instagram」や「X」よりも利用率が高かった。中学3年生では「TikTok」よりも「Instagram」の方が利用率は高い。
「LINE」の利用率について2022年度と比較すると、小学4年生から中学1年生までが5ポイント以上増加し、とりわけ小学6年生では10ポイントも増加している。
「Instagram」の利用率は全学年で増加傾向となっており、「X」は中学生の利用率が減少した。
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