ナガセは、日本教育新聞社とともに、高校教員向け「第11回 夏の教育セミナー」を8月1日に東京、5日に大阪で開催する。参加費は無料。
11回目となる今回のセミナーでは、これまでの入試改革や新課程といったテーマからさらに踏み込み「教育で日本の未来をつくる」をテーマに開催される。社会の変化や教育政策、最新技術を深く理解し、現場の指導にどう結びつけるか。「教育」という仕事の本質を全国の教員とともに考えていくことで、高校教員の日々の生徒指導や授業づくりのヒントを見つけられる。
開催日時は東京が8月1日で大阪が8月5日、いずれも13時~17時の予定。会場は東京がベルサール新宿グランド(東京都新宿区)、大阪がスイスホテル南海大阪(大阪市中央区)。セミナーの模様は後日オンラインで全国の教員に向け配信される。配信期間は8月8日~8月31日(現地参加者は追加申し込みせず視聴可能)。参加対象は高等学校の教員(校長・副校長・教頭・教務主任・進路主任・各学年主任・各教科主任・各教科担当の教員などで、中高一貫校の中等部の教員も参加可能)。
セミナー内容(予定)
- 基調講演(60分):文部科学省高等教育局長による基調講演で未来を見据えた教育の「意義」や「大局」を理解する
- 特別講演(各15~30分):「教育で日本の未来をつくる」「生成AIの現状と高校での活用」がテーマの特別講演で社会と高校教育をつなぐ
- 分科会(60分):高校現場での先進的な取り組みから学ぶ! 英語・数学・国語・探究・情報から選べる授業実践
講演者は以下の通り。
東京会場の講演者
- 文部科学省 高等教育局長 池田貴城氏(基調講演「高等教育政策の現状と今後の方向性について」)
- 上智大学 総合人間科学部教育学科 教授 奈須正裕氏(特別講演1「社会に開かれた教育課程」)
- 東京大学 大学院工学系研究科 附属国際工学教育推進機構 准教授 吉田塁氏(特別講演2「生成AIが変える教育の未来 ―可能性と課題を探る」)
- 東進ハイスクール・東進衛星予備校 講師 安河内哲也氏(英語)
- 東山中学・高等学校 教諭 鶴迫貴司氏(数学)
- 和洋国府台女子中学校・高等学校 教諭 河口竜行氏(国語)
- 福井県立若狭高等学校 教諭 小坂康之氏(探究)
- 山梨大学大学院総合研究部教育学域教育学部附属教育実践総合センター 准教授 稲垣俊介氏(情報)
大阪会場の講演者
- 池田氏(基調講演「高等教育政策の現状と今後の方向性について」)
- 東京大学名誉教授、帝京大学中学校・高校 校長 市川伸一氏(特別講演1「高校で習得と探究を両立させるには何が必要か」)
- 奈良教育大学大学院教育学研究科 准教授 小﨑誠二氏(特別講演2)
- 東進ハイスクール・東進衛星予備校 講師 武藤一也氏(英語)
- 立命館宇治中学校・高等学校 教諭 酒井淳平氏(数学)
- 中央大学杉並高等学校 教諭 齋藤祐氏(国語)
- 京都市立堀川高等学校 教諭 濵田悟氏(探究)
- 東京都立小平高等学校 教諭 小松一智氏(情報)
なお、早期申込者限定で、東進の共通テスト対策講座(1講座約30分)を無料視聴できる特典が用意されている。7月12日までの申し込みで以下A・Bの2講座が、7月31日までの申し込みで以下Bの講座が受講できる。
A:2025年共通テスト先取り体験講座(第1講・全体概観)/正司光範氏
新課程の共通テストにおいて科目横断的に求められる「探究」の力について話す。
B:共通テスト情報Iをサキヨミ!-完全攻略メソッド/渡辺さき氏
新たに始まる共通テスト情報Iの概要を試作問題や東進模試結果をもとに解説する。
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