Yondemyは、「第70回青少年読書感想文全国コンクール」を主催する全国学校図書館協議会および毎日新聞社と連携して、同コンクールの課題図書を読むのが楽しみになる、子ども向け紹介動画を提供したことを6月5日に発表した。
今回の動画提供には、現代の子どもたちがYouTubeなどの動画視聴が普及した「動画世代」であり、以前より子どもの読書離れが指摘されていることが背景にある。同社は読書教育、とりわけ「読み聞かせ」以降の段階にある子どもの読書支援に対する認知向上やノウハウの普及を目標にサービスを展開していることから、「第70回青少年読書感想文全国コンクール」との連携によって全国の子どもがワクワクしながら課題図書を読み、楽しんで読書感想文を書くことをサポートする。
紹介動画は、同コンクールに応募する全国の学校の教職員や保護者に活用してもらうことを見込んでおり、子どもが課題図書を選定する際の補助や読書感想文に楽しく取り組むための一助となる。
同コンクールには、小学生から高校生の部まで計18冊の課題図書がある。Yondemyは、それぞれの課題図書の内容を紹介する動画を1本ずつ作成し、同コンクールの公式Webサイトにて公開している。
単なる本の紹介ではなく、子どもが普段よく見るエンタメ動画コンテンツに近づけた演出を取り入れている。映画の予告編のように、視聴後に本の内容が気になり、思わず入手して読みたくなるようコンテンツとして楽しめる内容とした。また、今回の動画はYondemyが運営しているオンライン読書教育の習い事「ヨンデミー」など、同社のサービスで得た知見を活用して作成されている。なお、紹介動画のベータ版として会員向けに提供されている「ブックトーク動画」は、SNSなどで「動画で先生たちが楽しそうに本を紹介してくれると必ず読みたがる」といった口コミを多く獲得している。
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