Foraは、まなびぱれっとと連携し、生徒一人ひとりがテーマを定めて、仮説検証型の探究の指導者育成を行うプログラムを実施することを、5月28日に発表した。校内や教育委員会などでの研修プログラムに加えて、企業などへも研修プログラムを提供するほか、広くオンライン研修を開催していく。
探究学習の質を向上させるための指導者育成について、両法人では、その重要性を以下のように挙げている。
さらに、両法人の連携による具体的な取り組みとしては、以下を挙げている。
- 校内研修プログラムの実施
- 企業向けプログラムの実施
- オンラインスクール「Qえすと」の開催
「校内研修プログラムの実施」では、学校や教育委員会、勉強会などで実施可能な研修プログラムを開発提供する。カリキュラム検討を行う探究担当者がそのポイントを理解するとともに、学校内全体でも探究の意義や指導上のポイントについて共通認識を持てるよう、探究学習を実施する意義やカリキュラム策定、指導上のポイント、教育評価などの実施まで対応していく。
「企業向けプログラムの実施」では、探究学習の概要、学校教員などとのやりとり調整をはじめとした、企業向けプログラムを共同開発する。特に教育事業では、事業価値を高める上でも教育価値を高めることが重要であり、生徒目線での学びの向上や学校側の目線を導入したプロダクト開発が重要となる。そのため、その土台となる探究学習の概要、カリキュラムなどの考え方、学校との連携方法などを伝える。
「オンラインスクール『Qえすと』の開催」としては、大学生や教員、企業人などが参加できるオンラインプログラム「Qえすと」を開催する。全7回×2講座を展開し、個人探究の流れを理解するとともに、そのカリキュラムを作成、指導可能なプログラムの作成を行う。
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