カクタス・コミュニケーションズは、英文校正・翻訳および投稿規定上の誤りをチェックする、同社のAI英文校正・翻訳ツール「Paperpal」が、上智大学の大学院グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻に採用されたことを、3月4日に発表した。
「Paperpal」は学術的英文校正・翻訳ツールで、全世界で60万人を超える利用者がいる。使用するAI技術は、出版された論文に加えて、エディテージの熟練の学術校正者が蓄積してきた校正ノウハウを学習させることよって作られた。
上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻では、大学院生に国際学会での英語による発表や英語での論文執筆を推奨している。その中で、教員自身も効率的に英語で成果発表をする方法を身につけ、指導に活かす必要があったことから、「Paperpal」の導入に至った。教員にとっては、論文執筆にかかる時間の削減も期待される。
同専攻でのユーザー数は23名、導入サービスは「Paperpal Prime Plan」で、2025年1月までの1年間の導入となる。
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