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小中高生の9割、ICTスキルを学校の授業で習得【栄光ゼミナール調べ】

 栄光は、同社の運営する進学塾「栄光ゼミナール」が、小学1年生~高校3年生の子どもを持つ保護者を対象に実施した、「小中高生のICTスキルに関する調査」の結果を2月27日に発表した。同調査は1月6日~16日の期間に行われ、2443名から有効回答を得ている。

 調査対象者に、パソコン・タブレット端末・スマートフォンそれぞれについて、自身の子どもによる学校と家庭を合わせた使用頻度を尋ねたところ、いずれの機器も「ほぼ毎日」という回答がもっとも多かった。端末別でみると、パソコンはタブレット端末やスマートフォンと比較して使用頻度は低いものの、「ほぼ毎日」使用しているという回答が、小学生の保護者では33.3%、中学生の保護者では39.2%、高校生の保護者では37.6%となっている。

 タブレット端末は、小学生保護者・中学生保護者・高校生保護者いずれも半数超が「ほぼ毎日」と答えており、とりわけ小学生ではその割合がパソコンやスマートフォンよりも高かった。

 スマートフォンは、中学生の保護者の89.9%、高校生の保護者の97.3%が「ほぼ毎日」と回答し、パソコンやタブレット端末と比較して非常に高い使用頻度となっている。

 「タイピング」「文書作成」「表やカレンダー・計画表などの作成」「数式や関数を使った計算」「プレゼンテーション資料作成」という5つのICTスキルについて、自身の子どもがはじめて経験した年齢を尋ねた質問では、「タイピング」は小学生の保護者では「小学1~3年生」、中学生の保護者と高校生の保護者では「小学4~6年生」がもっとも多かった。「やったことがない」という回答は、いずれの学齢の保護者も10%未満となっている。

 「文書作成」は、小学生の保護者では「小学1~3年生」、中学生の保護者では「小学4~6年生」、高校生の保護者では「中学1~3年生」が最多となった。「やったことがない」という回答は少なく、とりわけ中学生の保護者と高校生の保護者では10%未満となっている。

 「表やカレンダー・計画表などの作成」は、中学生の保護者では「小学4~6年生」、高校生の保護者では「中学1~3年生」、小学生の保護者では「やったことがない」がもっとも多かった。

 「数式や関数を使った計算」は、小学生の保護者と中学生の保護者では「やったことがない」、高校生の保護者では「中学1~3年生」が最多となっている。

 「プレゼンテーション資料作成」は、中学生の保護者では「小学4~6年生」、高校生の保護者では「中学1~3年生」がもっとも多かった。小学生の保護者では「やったことがない」という回答が最多だったものの、「小学4~6年生」という回答も約3割に達している。

 5つのICTスキルを、自身の子どもはどの程度行うことができるかを尋ねたところ、「タイピング」は、いずれの学齢も「1人でスムーズにできる」がもっとも多く、とりわけ高校生の保護者では65.4%を占めた。

 「文書作成」は、中学生の保護者、高校生の保護者とも「1人でスムーズにできる」が最多となり、小学生の保護者では「1人でスムーズにできる」と「スムーズではないが1人でできる」がほぼ同率となっている。

 「表やカレンダー・計画表などの作成」では、高校生の保護者では「1人でスムーズにできる」がもっとも多く、中学生の保護者では「1人でスムーズにできる」「スムーズではないが1人でできる」「人の助けがあればできる」「やったことがない・まったくできない」がほぼ同率となった。小学生の保護者では「やったことがない・まったくできない」が最多となっている。

 「数式や関数を使った計算」は、高校生の保護者では「1人でスムーズにできる」「スムーズではないが1人でできる」「人の助けがあればできる」がほぼ同率となり、小学生の保護者と中学生の保護者では「やったことがない・まったくできない」がもっとも多かった。

 「プレゼンテーション資料作成」は、中学生の保護者と高校生の保護者では「1人でスムーズにできる」が最多となり、とりわけ高校生の保護者では半数超に達している。

 5つのICTスキルを、自身の子どもは保護者と比較してどの程度できるかを尋ねた質問では、いずれのスキルも「自分(保護者)の方ができると思う」がもっとも多かったものの、「プレゼンテーション資料作成」は中学生の保護者と高校生の保護者で「子どもの方ができると思う」という回答が、他のICTスキルと比較して多かった。また、高校生の保護者の半数超が「タイピング」と「プレゼンテーション資料作成」は、保護者と子どもは同程度、または子どもの方ができると思っていることが明らかになっている。

 自身の子どもがICTスキルを習得した手段を尋ねたところ(複数回答)、いずれの学齢も「学校の授業で習得した」が約9割で最多となり、「子どもが自力で習得した」「保護者が教えた」がそれに続いた。

 高校の「情報科」について、どのような情報を知っているかを尋ねたところ(複数回答)、高校生の保護者ではいずれの項目についても認知度が高い。とりわけ、2022年度から学習指導要領で「情報I」「情報II」が新設されたことや、2025年1月の大学入学共通テストに「情報I」が導入されることについて、高校生の保護者の6割超が「知っている」と答えている。一方、小学生の保護者と中学生の保護者では、「知っているものは1つもない」がもっとも多かった。

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https://edtechzine.jp/article/detail/10723 2024/02/29 11:20

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