i-plugは、同社が運営する新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox(オファーボックス)」に登録している2025年卒業予定学生を対象に実施した「就職活動の内定出しに関する調査」の結果を、2月22日に発表した。同調査は、2月1日~3日の期間に行われ、1031名から有効回答を得ている。
調査対象者に、内定出しまでの企業との接触回数(面接や面談、座談会など)の希望を尋ねたところ、「3~4回」(72.0%)がもっとも多く、2024年卒学生を対象に実施された調査の結果と比較して、大きな変化はみられなかった。
内定出し後のフォローで、具体的にほしいものとしては(複数回答)、「人事との面談」(41.7%)が最多となった。以下、「人事以外の社員との面談」(36.9%)、「内定者研修」(36.6%)、「就業体験の機会提供」(33.6%)が続いている。
あわせて、新卒採用を実施する企業に対して、1月24日~29日の期間に行われた調査では、259社から有効回答が得られた。
企業に対して、内定出しまでの学生との接触回数を尋ねた質問では、「3~4回」(54.4%)がもっとも多く、前年に実施した同様の調査と比較して、約10ポイント減少している。
内定出し後の接触回数を尋ねたところ、「2~3回」(51.7%)が最多となり、前年に実施した同様の調査から大きな変化はみられない。
内定出しの時期が例年から変化したかを尋ねた質問では、「例年と同じ」(48.6%)がもっとも多かった一方で、「例年より早い」という回答が前年比で7ポイント増加した。
2025年卒学生への内定出しの時期はいつ頃を計画しているかを尋ねたところ、「2024年2月~5月」(57.9%)が最多となり、前年の同時期に行われた2024年卒学生への内定出しの時期と比較すると「1月より前」という回答が約12ポイント増加している。
内定出し後のフォロー内容としては(複数回答)、「内定者懇親会」(59.8%)、「定期的なメールや電話でのやり取り」(58.3%)、「社員との交流機会の提供」(53.7%)が上位となった。
2026年卒学生への内定出しの時期が、例年から変更されるかを尋ねた質問では、「例年と同じ予定」が46.7%を占めたものの、「2025年卒より早く内定を出す予定」も19.7%に達している。
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