COMPASSは、同社が提供する学習eポータル+AI型教材「Qubena(キュビナ)」と、学校図書が提供するデジタル教科書とのアプリケーション間の連携を行い、来年度より実証を開始することを、2月21日に発表した。
GIGAスクール構想の1人1台端末環境において、さまざまなデジタルサービスの導入・活用が学校現場で進み、教育データの利活用が次なるテーマとして注目される中、COMPASSはこれまで子どもたちの「個別最適な学び」の実現のため、子どもたちを中心としたサービスの垣根を越えた連携に積極的に取り組んできた。
その中でも、学校教育の主たる教科書と教材がシームレスに接続することは、子どもたちの「個別最適な学び」に必要不可欠とCOMPASSは捉えており、文部科学省検定済の主要教科書に準拠した問題を「Qubena」のAIが児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて出題し個別最適に学べる「Qubena 教科書×AI コンテンツ」を昨年11月から順次リリースしてきた。
今回、教科書と教材の接続をさらに一歩進めるため、「Qubena」のAI型教材と学校図書が提供するデジタル教科書と連携を行い、来年度より実証を開始することとした。
学校図書のデジタル教科書と「Qubena」のAI型教材のアプリケーション間の連携・実証について
1.教科書と、教科書に準拠した問題を搭載したAI型教材の連携
デジタル教科書と、教科書に準拠した問題を搭載した「Qubena」のAI型教材の双方をシームレスに相互接続することで、教科書とドリルを行き来しながら、子どもたちにとってより学びやすく、より個別最適に学べる連携を行う。
2.学習効果の効果検証
デジタル教科書と「Qubena」のAI型教材の連携による学習効果について、実際の自治体・学校にて効果検証を実施する。
3.今後の連携にあたる共通メタデータのあり方の検討
ほかのデジタル教科書や学習サービスとの相互の連携を見据えた、汎用的なメタデータのあり方について検討する。
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