東京大学発のAIスタートアップ企業であるコーピーは6月22日、中高生向けのAI教育研修プログラム「AI Dojo for Youths」を8月27、28日に東京都内で開催する。同社が提供しているビジネスパーソンおよびITエンジニア向けのAI教育研修事業「AI Dojo」を中高生向けにアレンジしたもの。
「AI Dojo for Youths」では、研修を通し、AIの歴史と背景、AIを構成する技術である機械学習の基礎、データ活用やデータ収集の方法、AI技術で実現できること/できないことなどを学び、自分たちの課題に対してAI技術をどう適用するかを考え、提案する力を養う。講義は、データを実際に扱うワークショップを含めた形で行われ、生徒自身がチームで研究課題に取り組み、最後に発表を行う。
今回は第一弾として、文部科学省の平成30年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校の一校である青翔開智中学校・高等学校(鳥取県・私立)の高校1年生を対象に研修が行われる。
同校では、デザイン思考をベースに課題解決型のプロジェクト学習を中心とした探究学習を展開しており、現在生徒たちは「人口減少によって生じる社会課題と、 課題解決における科学技術の役割」という研究プログラムに取り組んでいる。
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