ガイアックスは、福岡県飯塚市と連携し、飯塚高校健康スポーツコースの1年生を対象に3日間のアントレプレナーシップ教育プログラムを実施することを、2月7日に発表した。
同プログラムは単なる起業家育成プログラムではなく、起業を疑似体験することを通じて生徒たちが地元・飯塚市の魅力や課題に気づいたり、進路やキャリアのヒントを見つけたりすることを目的としている。なお九州における自治体と連携したアントレプレナーシップ教育プログラムの実施は、ガイアックスとして今回が初めての取り組みとなる。
同市には近畿大学産業理工学部や近畿大学九州短期大学、九州工業大学情報工学部が立地している。また同市には豊かな自然や歴史もあり、さらに九州2大都市圏に近接している環境からも、産業振興のポテンシャルがある。しかし全国の地方都市が直面しているように、同市にも少子高齢化や人口減少などの課題がある。
今回はこれからの同市ひいては地元の高校生に、同市のポテンシャルと課題を題材とし、今後の進路・キャリアのヒントを見つけてもらうべく、「一人ひとりの資質を開拓し、時代と郷土の要請に応える明朗で心豊かな人間の育成を目指す」を理念に掲げる飯塚高校と若年層のアントレプレナーシップ醸成を行ってきたガイアックスでプログラムを開催するに至った。
今回のプログラムは3日間計4時間で行われ、生徒たちは身近な困りごとから商品・サービスの考案にチャレンジする。
目的
課題解決力に代表されるアントレプレナーシップとは何かやその重要性を理解する(その一部を身につける)
- 進路やキャリアのヒントを見つける
- 地元・飯塚市の魅力や課題に気づく
日程
- DAY1:2月5日 13時30分~14時20分、14時30分~15時20分
- DAY2:3月4日 13時30分~14時20分
- DAY3:3月11日 13時30分~14時20分
場所
- DAY1、DAY3:学校
- DAY2:オンライン
対象
- 飯塚高校 健康スポーツコース 1年生(37名)
プログラムの具体的な内容
-
DAY1(課題設定)
- ビジネスが基本的に「誰かの困りごと解決」であることを知る
- 自分自身の興味・関心から身の回りの困りごとや飯塚市の課題を見つける
-
DAY2(情報収集、整理・分析)
- 選んだ困りごとで困っている人が本当にいるのかを確認するために、インタビューの準備を行う
- アイデア発想法を用いて、選んだ困りごと・課題を解決するアイデアを考える
-
DAY3(まとめ・発表)
- 考えたアイデアを簡単なプレゼン資料にまとめ、発表する
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア