デジタルハリウッドは、学校現場のDXに特化したリスキリング研修パッケージを、2月に発売する。
同社では、オンライン授業の導入および活用支援サービス「デジタルハリウッドアカデミー」を通して全国100校を超える大学・専門学校といった教育機関と提携し、動画教材の提供および開発、カリキュラムのリニューアルだけでなく、教職員向けの研修、学生募集サポートから就職サポートまで幅広く支援している。
これらの支援を通して同社では、多くの学校現場が「教育の質向上」と「業務負担の軽減」の両立を課題としていることがわかった。さらには「デジタルトランスフォーメーションの必要性は理解しているけれども、なかなかその第一歩が踏み出せない」といった声を受ける機会もあった。
同社は1994年のクリエイター養成スクール開校当初から、教育の質向上にはデジタルスキルの活用が欠かせないと考え、現場スタッフ一人ひとりが最新のデジタルツールを積極的に活用している。現在では、生成AIを学ぶ「プロンプトエンジニアリング講座」をスタッフが自由に学習できる環境を整え、生成AIを使って業務負担の改善に取り組んでいる。
こうした背景からこの度、学校現場のDXに特化したリスキリング研修パッケージを開発した。同社が長年蓄積してきたノウハウを踏まえ、学校現場のDX推進に効果的な内容となっている。
同研修パッケージで選べる講座は、シラバス作成や授業評価など学校業務を「生成AI」を使いこなすことで効率化するための最新講座「プロンプトエンジニアリング」、学生募集施策に役立つデータサイエンスを学ぶ講座、さらには教材開発に役立つAdobeツールの講座に至るまで、30を超えるデジタルコンテンツ領域の講座が用意されている。現場のニーズに寄り添ったカリキュラムを提案する。
なお同研修パッケージは、忙しい教職員も効率的に学習できるeラーニングで構成されており、雇用保険適用事業所であれば人材開発支援助成金の申請も可能となっている。
「学校現場のDX」に特化したリスキリング研修パッケージ
- 受講料:月額11万円/1名あたり
- 最低受講期間:3カ月~
- 受講方法:eラーニング(オンライン)
- 受講内容:「プロンプトエンジニアリング講座」「Illustrator・Photoshop」「データ分析のためのPython講座」など講座の組み合わせは自由
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