LINEヤフーは、同社の運営するスマートフォン専用リサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が、全国の中学生、高校生の男女を対象に実施した、なりたい職業やその理由、「大人になること」のイメージに関する調査の結果を1月5日に発表した。同調査は、11月13日~15日の期間に行われ、1047名から有効回答を得ている。
調査対象者に、将来もっともなりたい職業を尋ねたところ、中学生の男子では「国家公務員・地方公務員」「スポーツ選手」「YouTuber、Vtuberなどの動画投稿者」、中学生の女子では「教師・教員・大学教授」「歌手・ミュージシャン」「国家公務員・地方公務員」が上位を占めた。
高校生の男子では「国家公務員・地方公務員」「システムエンジニア・プログラマー」「医師」、高校生の女子では「国家公務員・地方公務員」「看護師」「心理カウンセラー・臨床心理士」が上位を占めている。
それぞれの職業に就きたい理由として、中学生では親の影響やその職業への興味など、さまざまな回答が寄せられた。また、中学生男子の4位だった「ゲーム業界の仕事」ではプログラミングが楽しいから、ゲームが好きだからといった理由が、中学生女子の4位だった「イラストレーター」では絵を描くのが好き、いろいろな人に楽しんでもらいたいといった理由が寄せられている。
高校生では、憧れの人や親の影響、収入面の安定や将来性を考えてという理由や、人の生活を縁の下から支えたいなど、さまざまな理由がみられた。また、「設計者・開発者・工業デザイナー」ではものづくりが好き、環境問題やロボットへの興味という理由が、「イベントプランナー」では人を幸せにする手伝いをしたいといった理由が寄せられている。
「大人になること」のイメージを尋ねた質問(複数回答)では、中学生は「忙しそう」「疲れそう」「生活するのが大変そう」「好きなことができるようになりそう」「義務や責任が増えそう」が上位を占めた。高校生は「義務や責任が増えそう」「忙しそう」「行動範囲が広くなりそう」「疲れそう」が上位を占めている。
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