駿河台学園とグループ会社であるDiversity Studyは、学習塾向け大学進学指導パッケージサービス「駿台 Diverse」のリリースを、12月19日に発表した。今後、全国の学習塾・予備校が、自教室において本格的な高校生対象の大学進学指導を行うことが可能となる。
「駿台 Diverse」は、高校生を対象とした学習塾向けの大学進学指導サービス。すでにICT学習を幅広く活用している駿台が開発する「ICT学習指導コンテンツ」「大学入試ビッグデータを用いた進学指導システム」「模擬試験」など、大学進学指導に必要なものがパッケージ化されている。
このパッケージをツールとして利用し、各学習塾・予備校では学習継続やモチベーションアップに必要不可欠な人の指導をそれぞれの個を出しながら運営することで、全国どこでも質の高い指導を享受できるサービスを展開する。
「駿台 Diverse」は以下で構成されている。
- 学習をインプットする短い映像授業
- 学習をアウトプットするWebテスト
- 疑問を解決する即時のオンライン質問対応
- 学習を継続させるコーチングメソッド・駿台ビッグデータでの進路指導データ
- 中期的進捗確認の模擬試験
- ICTでの大学情報・入試情報提供
同サービスは多くの高校生に利用してもらうことを目的としているため、学習塾・予備校が導入しやすい形態となっている。ライセンス契約での提供とし、「競業避止義務」「商圏制限」「商標使用の義務」などは設けず、生徒の授業料も従来の映像予備校より安価に提供する。現在、全国12の学習塾法人が2024年度より「駿台 Diverse」をスタートする予定となっている。
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