137は、東京都墨田区教育委員会と区内の全小中学校35校に同社の学校連絡・情報共有サービス「COCOO(コクー)」を導入した。これにより、特許を生かして全校の欠席状況データの自動連携・可視化を実現。教職員の勤務時間約7516時間の縮減に貢献したことを、11月20日に発表した。
「COCOO」は、「課題解決」と「未来創造」を兼ね備えた教育機関向けITソリューション&プラットフォーム。
教育DXの一環として、朝の出欠連絡を自動化し墨田区全校の欠席状況を自動集計から可視化した同社の「自治体COCOO」が、学校と教育委員会とのデータ連携・情報共有に活用された。この成果は墨田区議会・子ども文教委員会の働き方改革プランの一環として、9月20日に議会報告された。
多言語自動応答・欠席連絡システムの導入により、保護者からの欠席連絡を24時間、電話とWebのシステムで受付可能となり、朝の電話対応の劇的な減少につながった。2022年度には全体で7516時間/年の勤務時間が縮減され、1校あたり約215時間/年の効率向上が実感されている。欠席連絡が不十分な家庭への電話代は、年間200万円程度削減と議会で発表された(1件あたり3分を要すると仮定した場合の試算)。
詳細は「区立学校における働き方改革推進に係る取組の進捗状況とその成果等について」に記載されている(参照:「区立学校における働き方改革推進に係る取組の進捗状況とその成果等について」 別紙 取組2 時間外における学校の対外的対応の見直し 【自動応答・欠席連絡システムの導入】(令和4年度~))。
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