メタバースが新たなビジネスや文化の創出につながる活動を推進する団体であるMetaverse Japanは、「教育ワーキンググループ」を新たに立ち上げたことを、11月15日に発表した。コア企業として、レノボ・ジャパン、大日本印刷、東京書籍が参画する。
教育現場では1人1台のパソコン等の端末とネットワーク環境が整備され、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が期待されている。そうした中で今回、教育におけるメタバースの取り組みを加速させるため、Metaverse Japanが「教育ワーキンググループ」を新設。グループメンバー間の議論や実態調査、勉強会等を通してメタバース活用の効果や課題を整理するとともに、メンバー同士が連携して教育現場での実証研究等も行う。小・中・高等学校を対象として活動し、研究成果等として取りまとめて、政府・関係省庁に政策提言として提出する予定。
主な活動内容は以下の通り。
- 小・中・高等学校の教育現場でのメタバース活用に関するユースケースの考案・検討
- 教育におけるメタバース活用の実証研究、効果測定
- 教育現場へのメタバース導入に向けた課題整理
また、教育ワーキンググループアドバイザリーボードは、東京大学大学院 情報学環 特任准教授/麗澤大学EdTech研究センター センター長・教授/株式会社HYPER CUBE 取締役CTOの小塩篤史氏と、株式会社ゆずプラス 水瀬ゆず氏の2名で構成される。
教育ワーキンググループの参加資格は、Metaverse Japan会員、またはアドバイザリーボードからの招待制とする。
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