okkeは、同社が提供する高校生を教える塾向けテスト作成ツール「Dr.okke(ドクターオッケ)」において、新たに「古文単語」を追加したことを、10月23日に発表した。現在無料で試用できる。
「Dr.okke」は、シンプルな使いやすさと生徒とのコミュニケーションを重視した、高校を教える塾向けのテスト作成ツール。それぞれの生徒の現状に応じたテストを1分で簡単に作ることができ、採点やデータ化も一瞬で完了する。テストにより、よくある「答えを見たらわかるが自力では解けない」状態や「参考書の中の場所で覚えてしまう」状態に講師も生徒も気付くことができ、質の高いコミュニケーションを行うことが可能。また、短期的な目標ができることで生徒のモチベーション向上につながる。
「Dr.okke」ではこれまで、すでに高校範囲の数学・英文法・英単語・英熟語・化学基礎に対応してきたが、講師から多く要望のあった古文単語のテストコンテンツをリリースした。具体的には「必修古文単語300」というオリジナル教材を開発。「Dr.okke」ですべて完結させられるが、例えば以下のような単語帳ともレベルがそろえられており、共通テストへ向けた単語帳の定着度チェックにも有効となる。
- 『読んで見て覚える重要古文単語315』
- 『わかる・読める・解ける古文単語330』
- 『マドンナ古文単語230』
- 『新・ゴロゴ古文単語』(Bランクあたりまで)
- 『古文単語FORMULA600』(★★あたりまで)
また「Dr.okke」上で自由にダウンロード可能なPDFの教材も用意されており、塾の教材として生徒に配布することも可能。丸暗記だと覚えにくい古文単語だが、現代の意味との違いや漢字なども詳しく解説しているため背景から納得した上で覚えられる。
さらに「Dr.okke」では、範囲の中でのランダムなテストを簡単に配信できる。以下のようにテストの形式は古文単語→現代語訳の6択問題で、誤答もすべて手作りで間違いやすい訳などがちりばめられている。複数の意味も問うことができるため、古文単語を確実に定着させられる。
点数に応じた自動再テストを設定することも可能で、繰り返し演習することで生徒がゆるぎない単語力を身につけられる。
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