印カクタス・コミュニケーションズは、独自AIの搭載によって論文の英語校正・翻訳を行うAIアシストソフト「Paperpal」において、生成AIを活用した新機能「Paperpal Copilot」を10月10日にリリースした。
今回、リリースされた「Paperpal Copilot」は、一般的なAIツールにおける出力の指示やプロンプト依存にともなう信頼性の問題を解決すべくリリースされた。指示やプロンプトに依存することなくボタンひとつで指示を出せるので、利用者の経験や知識にかかわらず、一貫した高品質な結果の提供を実現している。
おもな機能として、「パラフレーズ(書き換え)」機能がある。書き換えたい文章を指定して「パラフレーズ」(書き換え)タブを選択することで、学術論文に適した専門用語や表現を踏まえ、より読みやすく説得力のある論文に仕上げる。同機能では、内容はそのままに似た意味の表現に書き換えたり、構造を調整したりしつつ、効率的なテキストの書き換えを可能にしている。
また、執筆内容の文脈をそのままに、より洗練された形式で単語数を削減できる「トリミング(単語削除)」機能も搭載する。選択した文章や段落の文字数を計算して、単語数を指定することが可能で、入力テキストの最大30%を削減できる。
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