河合塾は、高校2年生の成長を10年にわたり追跡調査した「学校と社会をつなぐ調査」の結果をまとめた書籍『高校・大学・社会 学びと成長のリアル』を10月13日に刊行した。これを記念し、中学・高校・大学の教職員や教育関係者を対象としたオンラインイベント「「学校と社会をどこまでつなげるか」~10年調査から考える課題~」を、10月29日に開催する。参加費は無料。
この10年の間に学びを取り巻く環境は、学校の中だけでも「主体的・対話的で深い学び」「探究」「個別最適な学び」「1人1台端末の整備」と大きく変化した。さらに生徒・学生はオンライン上に膨大に存在する最新の知識・情報に簡単にアクセスすることが可能で、学びの場は学校の外にも広がっている。
そこで同イベントは、このような教育環境の変化を踏まえ、どこまで学校と社会をつなぐのか、どのようにしてつなぐのか、その在り方をテーマに開催される。同調査を企画した河合塾 教育研究開発本部 研究顧問の溝上慎一氏をはじめ、経済産業省商務・サービスグループサービス政策課 教育産業室長の五十棲浩二氏、長野県教育長の内堀繁利氏などと議論する。
開催日時は10月29日の14時~16時30分で、Zoomを使用して行われる。参加対象は、中学校・高等学校の教職員、大学教職員、企業の人材育成担当者など。参加には事前の申し込みが必要で定員は300名。締め切りは10月23日。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア