学情は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「内定式」に関するアンケート調査の結果を9月27日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2024」来訪者のうち、すでに内定を得ている学生に対して9月6日~17日の期間に行われ、430名から有効回答を得ている。
調査対象者に、内定式はどのような形式で参加したいかを尋ねたところ、「リアルで参加」(56.0%)と「どちらかと言えばリアルで参加」(20.5%)を合わせた割合が8割近くを占めた。学生からは、「同期と直接話したい」「内定者や社員の雰囲気を知りたい」「面接の大半がオンラインだったので会社に直接訪問したい」「これまで懇親会がオンラインだったので、内定者同士で直接話したい」「リアルで参加したほうが、半年後に入社するという実感を得られると思う」といった意見が寄せられている。
内定先の社員や内定者とリアルで話す機会があると、「内定承諾」の判断にプラスとなるかを尋ねた質問では、「プラスになる」とする回答が87.7%に達した。学生からは、「選考では聞きにくいことも確認でき、実際に働くイメージを持ちやすい」「どのような雰囲気の社員や内定者が多いかわかれば、社風がマッチしているか確かめられる」「一緒に働く人と直接話す機会があると入社意欲が高まる」といった意見が寄せられている。
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