ユーフォリアは、長崎県長与町が進める町立中学校の部活動改革において、地域スポーツ活動の運営を担う総合型SC長与スポーツクラブ(以下 NSC)の運営業務システムとして同社が提供する「Sgrum(スグラム)」が採用されたことを、9月27日に発表した。
現在、全国の公立中学校の部活動を、段階的に地域のスポーツクラブや民間へ委ねる「地域移行」が進められている。中でも3年前から地域連携・地域移行の取り組みを推進してきた長与町は、全国に先駆けて4月から学校で行われていた休日の運動部活動を廃止し、地域スポーツ活動へと移行した。長与町にある総合型地域スポーツクラブのNSCが、その受け皿として地域スポーツ活動の運営を担っている。
今回NSCが「Sgrum」を導入することにより、会員管理や連絡網、スケジュール管理などの煩雑な運営業務を一元管理でき、リソースの最適化、管理者の業務効率化を図れるようになった。保護者や生徒もまた、スマホアプリで簡単に休みの連絡やスケジュール確認を行うことが可能となった。
長与町では引き続き、平日の運動部活動についても地域移行を進めていく。子どもたちの運動・スポーツ活動の場を確保し、子どもたちが生涯にわたってスポーツに親しむ環境づくりを目指す。
「Sgrum」アプリは、スポーツ団体や習い事教室に利用されているスクール運営のDXプラットフォームサービス。会員への連絡網機能を基盤に、月謝徴収ができる「オンライン決済(クレジットカード・コンビニ支払い)」サービスや会員の体調管理・記録ができる「ヘルスチェック機能」など、スクール運営に必要なサービスを提供している。
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