上智大学は、同大学の「データサイエンスプログラム」が、令和5年度文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)」に8月25日付けで認定されたことを、9月1日に発表した。
「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」は、学生の数理・データサイエンス・AIへの関心を高め、それを適切に理解し活用する基礎的な能力(リテラシーレベル)や、課題を解決するための実践的な能力(応用基礎レベル)を育成するため、数理・データサイエンス・AIに関する知識および技術について体系的な教育を行う大学等の正規の課程(教育プログラム)を、文部科学大臣が認定および選定して奨励するもの。
同大学の基盤教育センターが提供する「データサイエンスプログラム」は、特定の学部を対象とせず、すべての学生が履修可能なプログラム。数理・データサイエンス・AIに関する知識や技術、倫理等について体系的に学び、学生が所属する学部の学びと並行して履修することで、自身の専門分野や希望するキャリアにあった力を養うことができる。
なお、基礎的内容として全学部の1年生の必修科目として設置している「データサイエンス概論」は、令和3年度(2021年度)に「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」のリテラシーレベルとして認定されている。今回の「データサイエンスプログラム」の認定によって、基礎から応用、実践と一連の教育課程が認定対象となった。
また、同大学では学部対象のデータサイエンスプログラムのほか、2022年度には大学院に「応用データサイエンス学位プログラム」を開設。社会人など多様な人材を対象に、2年間の集中的なカリキュラムを提供してデータサイエンスの知識を身に付けた即戦力の育成に取り組むなど、さまざまな教育プログラムを提供している。
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