ビズリーチは、同社が運営するOB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」と関西学院大学の提携により、同学の卒業生データベースを構築。関西学院大学のキャリア教育や支援において、蓄積したOB/OG訪問の履歴データや卒業生のデータを活用し、学生一人ひとりに合った最適なキャリア支援を実現し、就職満足度の向上を目指すことを、9月1日に発表した。
関西学院大学は、学生が主体的に自身のキャリアを考えることを重視したキャリア教育に力を入れており、2022年からはフルオンデマンド型科目「KGキャリア入門」を開講するなど、革新的な取り組みを積極的に行っている。
一方で、キャリアセンターが卒業生の所属や経歴を継続して把握し続けることが困難になっており、学生がOB/OG訪問を希望する場合、各自で卒業生に連絡を取る必要があり、個人情報の取り扱いにおける課題を抱えていた。
今回、関西学院大学が提携した「ビズリーチ・キャンパス」は、大学ごとに学生と卒業生がオンラインでOB/OG訪問できる環境を提供している。登録している卒業生は、自身の情報をプロフィールページから常に最新の状態に更新することが可能なので、現在の所属や役職だけでなく、部署異動や転職などを含む経歴を残せる。
学生は、連絡先を交換することなく卒業生の検索からOB/OG訪問の依頼、実施までをオンライン上で完結できる。国内外で活躍する卒業生と主体的に利便性高く、かつ安心・安全に連絡を取り合えるため、多様なキャリアに触れられる。
キャリアセンターでは、蓄積したOB/OG訪問の履歴データや卒業生のデータを分析することで、キャリアセンターが提供する企画や個別面談への活用を予定している。
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