ビズリーチは、同社の運営するOB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」において成蹊大学と提携し、スマートフォンで完結するキャリア支援センターを目指して、学生の就職活動やキャリア支援の連携強化に取り組むことを9月4日に発表した。
成蹊大学キャリア支援センターは、学生が自らキャリアを考えて主体的にキャリア選択ができるよう、「個別相談」を重視している。個別相談では学生一人ひとりの相談を受ける体制を整え、就職活動に限らず学生の特性に合わせたアドバイスを行う。
また、同センターは学生のニーズに対応してスマートフォンから接点を持てるような取り組みを積極的に進めている。具体的には、学生からの相談受付や、キャリア支援センターからの案内をコミュニケーションアプリ「LINE」で対応できるようにしたり、定期的な情報発信をオンラインで配信したりしている。
学生のキャリア選択が多様化する中で、内定者や卒業生(OB/OG)とつながり、キャリアや就職活動について相談したいという学生からの要望は増えている。しかしながら、学生が内定者や卒業生(OB/OG)の情報を得たり、接点を持ったりするにはキャリア支援センターを訪れなければならず、学生にとっては利便性が低い状況となっている。
今回の成蹊大学と「ビズリーチ・キャンパス」との提携では、学生はスマートフォンから「ビズリーチ・キャンパス for 成蹊大学」を利用して、同じ大学の内定者や卒業生(OB/OG)を学部やサークルといった共通点から検索し、オンラインでOB/OG面談を行うことが可能になる。
今後は、後輩からの就職活動の相談に対応したいという内定者のニーズに合わせ、「ビズリーチ・キャンパス for 成蹊大学」を通じて、後輩たちへの支援に意欲的な内定者を大学が公式にサポートする場の構築を予定している。
「ビズリーチ・キャンパス」は、学生とその学生が所属する大学・大学院所属の内定者やOB/OG、企業をつなぐオンラインのキャリア教育プラットフォーム。内定者やOB/OGの検索・訪問依頼から、OB/OG訪問(ビデオ通話)までをサービス内で実施でき、大学ごとの専用サイトにて出身学部やサークルなどの共通点から先輩を探せる。さらに、学年や時期を問わずさまざまな業界で活躍する社会人から話を聞けるので、早期の就業観醸成が可能になる。
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