Synergy Careerは、同社の運営する新卒大学生向けの就活情報サイト「就活の教科書」の公式LINEアカウント登録者を対象に実施した、2025年卒学生の企業に求める条件についてのアンケート結果を、8月23日に発表した。同調査は、7月31日~8月6日の期間に行われ、152名から有効回答を得ている。
調査対象者に、希望している業種を尋ねたところ(複数回答)、「メーカー」がもっとも多く、「サービス」がそれに続いた。
希望する企業規模を尋ねた質問(複数回答)では、「大手企業」(47.3%)が他を大きく引き離して最多となる一方で、「大手企業」だけを選択した人は9.2%に留まり、大手企業と中小企業の2つを選択した人は19%、大手企業とベンチャースタートアップ企業は5.2%となっており、調査対象者の大半がまだ企業規模を決めかねていることがわかる。
就職先を選ぶ際に、重要視する要素としては(複数回答)、「仕事内容」「勤務地間」「給与」「福利厚生」が上位を占めた。会社の知名度や海外で働く機会があることは、そこまで重視されていない。
魅力に感じるインターンの要素を尋ねたところ(複数回答)、「開催形式」「開催期間」「インターンの種類」がとりわけ重視されており、インターンの種類に関しては「選考直結型」がもっとも多く、早く内定がほしいという思いがうかがえる。また「業務体験型」も多く、話を聞くだけではなく実際に体験することで仕事内容を理解したいと考えている就活生が多いと考えられる。
希望するインターンの開催期間を尋ねた質問では、「短期間開催」(51.3%)が他を大きく引き離して最多となった。
希望するインターンの開催形式としては、「対面開催」(48.0%)がもっとも多い。
希望するインターンの開催規模を尋ねたところ、「少人数開催」(17.1%)を挙げる回答が多いものの、「どちらでもよい」が75.0%を占めており、重要度はあまり高くないことがうかがえる。
インターンにおける服装では、「どちらでもよい」(63.8%)がもっとも多く、重要度があまり高くないと考えられるものの、「服装が自由」(30.9%)の方が「服装が指定されている」(5.3%)を上回った。
リモートワーク勤務の会社に就職したいかを尋ねたところ、「したい」(15.2%)と「どちらかといえばしたい」(40.2%)を合わせた割合が半数超を占めている。
副業することを視野に入れて就職活動をしているかを尋ねた質問では、「している」(12.5%)と「どちらかといえばしている」(19.7%)を合わせた割合が32.2%に達する一方で、「どちらかといえばしていない」(21.7%)と「していない」(29.6%)を合わせた割合が51.3%を占めた。
転職することを視野に入れて就職活動をしているかを尋ねたところ、「している」(15.8%)と「どちらかといえばしている」(27.0%)を合わせた割合が42.8%に達している。
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