パナソニック インフォメーションシステムズ(以下:パナソニックIS)は、同社が提供するアプリケーション配信ソリューション「Cloudpaging」を2022年10月に開成学園 大宮開成中学・高等学校に導入し、ソフトウェアインストールの作業負荷を大幅に削減したことを、8月22日に発表した。
同校では、教職員の資料作成の効率化やテレワーク促進を目的に、共用PCを複数人で利用する従来のスタイルから1人1台のPCを利用するスタイルへの変革が検討されていた。しかし、従来の共用PCにインストールされていた各教科の過去問題集を、教職員が1人1台保有するPCへどのようにインストールするかが課題となっていた。
「Cloudpaging」は、アプリケーションをクラウド上に配置し、利用者が必要に応じてダウンロード・インストールできるソリューション。管理者はクラウド上への配置作業のみ行えばよいため各PCへインストールする必要がなく、教職員は自分の必要な教科の過去問題集のみを選び、自分自身でインストールできる。
大宮開成中学・高等学校は、2022年10月の1人1台端末環境の開始とともに「Cloudpaging」によるアプリケーション管理を開始した。従来は過去問題集を1種類インストールするのに1~2時間かかっていたが、同ソリューションの導入により、管理者が事前にインストールする作業が不要となった。
同校では、2024年度より高校生への生徒個人端末の一部導入が予定されており、生徒に向けても「Cloudpaging」の活用が検討されている。
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