静岡県磐田市は、凸版印刷(トッパン)が開発しているバスケットボールのループトレーニングシステムを、市内の中学校2校で活用し、子どもたちの技術力向上・開発システムの実装に向けた実証実験を開始したことを、8月8日に発表した。
同市は、Jリーグのジュビロ磐田のホームスタジアムがあり、卓球競技の水谷隼氏や伊藤美誠選手などのオリンピック選手を輩出するなど、スポーツに力を入れている。
同市はDX推進の取り組みとして、凸版印刷が開発するバスケットボールのループトレーニングシステムを市内中学校のバスケットボール部で活用し、実証実験を行うことにした
ループトレーニングシステムとは、同社の画像認識技術などを活用して、お手本となるアスリートの動き「標準動作モデル」と運動者の動作の違いを分析し、改善点を抽出するシステム。
部活動は、教員が未経験競技を担当したり、指導への悩みや負担が増えたりするなどの課題がある。そこで同システムを活用することで、初心者、未経験指導者で構成されたチームでも、技術力の向上だけでなく指導力の向上などに有効であるかを検証する。
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