チエルは、同社が提供する小中学校の教員向けICT利活用支援サイト「eTeachers GIGA SCHOOL」を通じて、「フラッシュ型教材」教員研修パックの提供を8月4日に開始した。
今回の、「eTeachers GIGA SCHOOL」における「フラッシュ型教材」教員研修パックの提供は、全国の教員が利用していく中で「フラッシュ型教材を学校全体で活用していきたいが、他の先生にどう伝えればよいかわからない」「教材や研修資料を自身で作成しているが、作成の負担を軽減したい」といった声が多く寄せられたことから、「フラッシュ型教材」をより多くの学校現場で活用してもらうべく行われる。
「フラッシュ型教材」教員研修パックの利用にあたって、特別な知識やスキルは必要なく、ICTの活用に課題を抱えている人やフラッシュ型教材を用いた研修会を検討している人なら誰でも利用可能となっている。
研修パックには、「フラッシュ型教材」を学校現場で利用するにあたって、基本の使い方や利活用方法をまとめたスライドや研修のねらい・タイムテーブルを記載したドキュメントなど、誰でもすぐに研修を実施できる一式が収録されている。研修パックは全4パートで構成されており、各研修に要する時間は30分程度なので、現場の状況に合わせて必要なパートを選んで手軽に研修を行うことが可能となっている。
なお、「eTeachers GIGA SCHOOL」における「フラッシュ型教材」教員研修パックの監修は、「フラッシュ型教材」を取り入れた授業を実践し、小学校の校長の経験もある笠原晶子氏が担当した。
研修内容は以下の通り。
- はじめてのフラッシュ型教材体験研修
- 「eTeachers」の体験研修
- フラッシュ型教材 活用のコツ研修
- フラッシュ型教材 活用のコツ研修(発展編)
「フラッシュ型教材」は、従来の学校現場で利用されていた、次々と提示されたカードに反射的に答えていくフラッシュ・カードに、ICTのよさ・手軽さ・便利さを加えることで、授業でも自主学習でも役立つよう開発されたコンテンツ。クラス全員で取り組むため学級全体が学ぶ態勢になり、次々表示される問題に即答する緊張感があるので、子どもは集中して取り組める。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア