ジョイズは、京都市立学校の英語科教員や英語力向上を希望する教員向けに、同社が手がける英会話学習アプリケーション「TerraTalk」の提供を、7月25日から開始した。
「TerraTalk」は、AI技術を活用した教育機関向け英語学習クラウドサービス。独自開発の発音・発話解析エンジンを軸に、スピーキングを中心とした4技能別のエクササイズを提供している。
音声ベースのチャットボットによる会話練習を中心に、学習者一人ひとりがフィードバックを受けながら学習できる。またオプション教材を利用することで、外部の検定試験における面接、試験対策を実施することが可能。面接室に入室してから退出するまでの一連の流れを体験できるため、試験の直前対策を一人で何度でも行える。
現在では官民問わずさまざまな教育機関で導入が進み、2023年3月までに累計ユーザー数は80万人、活用中の自治体数は128に到達した。
京都市は、令和5年度京都市英語教育改善プランにおいて小学校の「指導者の英語力向上」の改善が必要な点として挙げている。一方で、多忙な京都市立学校の英語教員などに対して研修以外にも英語学習の機会を提供するため、この度「TerraTalk」を試行的に導入する。
利用する教員は自動採点付の模擬試験や多数の発話、語彙問題などが利用でき、勤務中の隙間時間や勤務時間外などにおいて、自分の生活リズムに合わせて短時間でも継続して英語学習に取り組める。主体的かつ継続的に学ぶための一つのツールとして活用され、充実した英語指導につながることを目指す。
なお「TerraTalk」の提供期間は2023年7月25日から2024年3月31日までを予定している。
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