米Speakeasy Labsと角川ドワンゴ学園は、Speakeasy Labsが提供する英語スピーキング特化型学習アプリ「スピーク」を用いた実証実験を、8月1日より角川ドワンゴ学園の運営するN高等学校、S高等学校の生徒に対して開始した。
同校では「社会で活躍するために必要とされるスキルの育成」を英語教育目標に掲げている。しかしながら、他校と同じく授業で英語を話す機会が少ないことから、「英語を話すことに自信が持てない」「英語を学ぶ意義や楽しさを見出せない」などと考える生徒が多く、英語教育における課題となっていた。
今回の実証では、授業内で不足する「英語を話す」機会と回数を増やし、「話せた」「通じた」という成功体験を積み重ねていくことを目的としている。同校の英語自習用教材として「スピーク」を活用するとともに、生徒に対するアンケートなどを通して、将来的な授業への導入および活用に向けた活動を実施していく。
「スピーク」は、シリコンバレー発のスピーキング特化型学習アプリで、最先端のAI技術とネイティブによる豊富な学習コンテンツによって、効率的に英語のスピーキング力を向上させることができる。
おもな機能としては、ユーザーの英語レベルに応じた豊富な学習コンテンツである「レベル別コース」、特定のシチュエーションまたはユーザー自身で作成したシナリオに沿ってAIと会話し、会話終了後にフィードバックがもらえる「AI講師」、英語独自の言い回しや文法などを学べる「ミニコース」を用意している。
これらの機能は、7日間で1万単語以上の「発話」が可能になるよう設計されており、AIを相手にスピーキングを行うため対人英会話で感じるプレッシャーや恥ずかしさが少ない。また、好きなタイミングと場所で「スピーキング」の練習が可能になり、ちょっとしたすきま時間でも英語を話す機会を増やせる。
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