polyfitは、PTA向けに物品寄付申請をクリーンに行えるソフトウェア「polyfit.Gov(β版)」の提供を、7月31日より開始した。β版の検証に協力する行政機関およびPTAには無償でプロダクトを提供し、実証実験を加速させていく。
同社ではデジタルに最適化されたPTA活動を推進する名簿・連絡管理ツール「polyfit」を展開している。直近、学校に関わる備品の寄付申請に関して問題が起こっており、学校の課題となっている。一方で、学校自体も教員採用試験の受験倍率の低下や離職率の増加など働き方改革を推進すべき立場にあるため、新しい業務を増加させることが難しい現状がある。
そこで同社では今回、「polyfit」で正確に寄付申請を行えるテンプレートとなるツールを提供。市民をはじめ、学校、教育委員会の業務をより便利で快適なものにすることを目指す。
「polyfit.Gov(β版)」の詳細は以下の通り。
1.学校に関する寄付
誰でも簡単に申請可能なフォームを用いて申請できる。学校は中身を見て教育委員会に確認し、寄付を受け入れることが可能となる。
2.仕組み
LGWAN(総合行政ネットワーク)環境が必要な教育委員会についてはメールを用いた連携とし、学校については「polyfit」を用いて連携する。
「polyfit.Gov(β版)」により、PTA側、学校側で資料を作成するコストが削減できる。教育委員会でも整ったデータで分析でき、今後予算策定をする際に参考項目とすることが可能になる。
なお「polyfit.Gov(β版)」の申し込みは、同社のホームページから問い合わせが必要となる。
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